わくわくスイッチNEWS

三重県初の長期インターンシップコーディネート団体わくわくスイッチのブログ。インターンシップ情報や就活に役立つコラムなど掲載

シリーズ理事対談!わくわくスイッチの”わくわく”って何ですか

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一般社団法人わくわくスイッチのメンバーは、真面目な会議でも、休憩中の雑談であっても、ときにコンペの最中でも、1日何回も「わくわく」という言葉を使います。こんなに真面目に「わくわく」について考える大人たちが他にいるのか…と思うほど、わくわくと向き合っている組織といえるでしょう。

 

とはいえ、「わくわく」という言葉は人によってイメージが違います。わくわくスイッチの掲げる「わくわく」はいったい何なのか、理事の二人が真面目に語ってくれたので、その様子をご紹介します♪

 

対談メンバー

中村憲和

(一般社団法人わくわくスイッチ 代表理事)

白木邦貞

(一般社団法人わくわくスイッチ 理事)

 

 

わくわくスイッチの「わくわく」 って何ですか?

————「わくわく」は、「なんとなく楽しい」のような、ふわっとした言葉のイメージがありますが、わくわくスイッチの掲げるわくわくは、一般的なものと少し違うストイックな印象ですよね。

まず、わくわくとは主観的な感情です。おいしい、面白い、楽しいとかと似ているもの。小さいわくわくもあれば、大きいわくわくもある。わくわくスイッチが追い求めているのは、限界を越えた先にあるわくわく。我々は「わくわくOVER DIE」と呼んでいます。

わくわくOVER DIE」(笑)。

…なんと不吉な言葉でしょう(笑)でも、限界を越えた先にこそ、本当のわくわくがあると感じています。究極の達成感や、腹の底から湧き上がる高揚感(=わくわく)は、限界の向こう側にあると思っています。

「わくわくとは何か」という問いは、「幸せとは何ですか」というのと似ています。おいしいごはんを食べられるのが幸せという人もいれば、自分の使命と出会ったときに幸せを感じる人もいる。つまり「幸せ」は自分のなかで違います。

哲学的な話になってきました。

同じように「わくわく」も個人差がある。わくわくスイッチが追求するのは「OVER DIE」です。ただ生きるではなく、よりわくわくして生きるには、というテーマでいます。わくわくしながら生きたいという価値観の方と一緒に、世の中を変えていきたいと思っています。

 

「わくわく」の価値観はひとそれぞれですよね。

 

3歳児がバッタを見つけて大喜びしているのも、若い人が本気の大人と出会えて影響を受けるのも、どちらもわくわくです。私の言葉でいうならばLCE(ライフチェンジングエクスペリエンス)=生き方が変わる経験。自分の本能や本質に対する深い共鳴と共感がわくわくの源泉だと思っています。

本能というワードは大事ですね。

頭と心だけでなく本能的に何かを理解できたときに、わくわくEXPLOSIONが起きるのだと。

 

※わくわく EXPLOSION=わくわくが大爆発している状態

 

————たしかに将来に悩む若者がインターンシップなどで魅力的な大人と出会うことで、価値観が転換してどんどん行動的になり、わくわくしながらやりたいことに突き進んでいる印象です。

 

あとは、圧倒的な敗北感を経験することも大事かもしれません。 自分たちの時代も同じでしたが、現代は物が足りすぎている状態。恵まれていて当たり前です。渇望感を得て初めて感謝の気持ちが沸き上がるというか。

 

自分中心のパラダイムから、ほかの人に視点が移るのはとても重要です。他者視点で物事を考えられるようにするには、自分の枠を広げること、限界を超える経験が必要ですね。

 

わくわくスイッチのインターンシップや各プログラムでも、”わくわく”要素をどう入れるか、という会議を常にしています。

 

わくわくを作るプロセス、社名でもある「わくわくスイッチ」をプログラムにどうさりげなく埋め込むかは、重要なポイントです。日々わくわくスイッチを設計しているから、いわばスイッチの工場みたいな感じですね(笑)。

 

急にものづくり(笑)。

 

世界に誇れるわくわくスイッチですよ(笑)。

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わくわくスイッチの理事に聞く「どんなときにわくわくしますか?」

———— お二人は常にわくわくしている印象がありますよね。 

私はいつもわくわくしていますね。最近は自分の生き方に向き合っているときにわくわくを感じますね。

例えばどんなときですか。

人生100年時代と言われていますが、100歳まで生きるとすると87万6000時間という数字が出てきます。最近は、40代をどう生きるかという問いにフォーカスしています。実は断捨離をどんどん進めていて、車も処分しました。クラウドサービスもほとんど解約していて、月に5万円くらい節約になったり。

それはすごいですね!

いろんなものを削っています。一時期は世の中の便利・快適といわれるものに乗っかりまくった。いまは自分の中の劣等感、罪悪感、不安感をいかに排除して、やりたいことを中心に自分の時間をどう使うのかを考えて行動しています。 

時間を大切にするようになったということですね。

仕事もロケーションフリーで臨んでいます。お客さんには、クラウド上に存在している存在と思われているかもしれませんが(笑)Web会議をうまく活用しています。

最近はWeb会議の頻度が高いですよね。

だからこそ、どこかに行くことを大切にするようになります。学生たちとの合宿や、ステークホルダーと関係構築できる瞬間に立ち会うことなど、重要なターニングポイントは現場に行くようにしています。

———— 中村さんのわくわくする瞬間について教えてください。

わくわくデストロイヤーが現れたときにスイッチがはいりますね(※)。

 

急にわくわくデストロイヤーって言われても(笑)

 

※わくわくデストロイヤーとは、わくわくスイッチが掲げるわくわく人材指標において、わくわくポイントが最も低い存在(習慣や体制を指す場合が多い)のこと。詳しくは理事に直接お尋ねください。

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 参考:わくわく人材指標

わくわくデストロイヤーが現れたときの「なんだこの圧倒的な違和感は…」という気持ち。バルスといいたくなるというか。しがらみや古い商慣習や固定概念を見ると、面倒くさいと思いますよね。その誰も割り込みたがらないところに、あえて入っていきたくなる。

あえてですか(笑)

入っていくと壮絶な面倒が待っているんだけど。それでもわくわくスイッチをインフラとして整備したいと思っていますね。

・ 

ありがとうございました。今回の対談はいったんここまでにして、次回はわくわくスイッチが求める人材について、対談したいと思います。

 

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